B型肝炎の症状・感染経路・検査について

B型肝炎の症状・感染経路・検査について

B型肝炎が性病?とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
B型肝炎は、医療関係者が使用済みの注射針を指すことで
感染するということが、マスコミによって大々的に報道されていますので
B型肝炎が性感染症だといってもピンと来ませんよね。

 

沙々も最初はそうでした。
ですが、B型肝炎は性行為で感染します。
しかも、B型肝炎からは肝硬変や肝がんになりやすく、
劇症肝炎を引き起こした場合には、数時間で死に至ることになります。

 

ここでは、そんなB型肝炎の症状・感染経路・検査について
Wiki(ウィキペディア)より引用してきました。

 

B型肝炎の知識も、知っておきましょう。
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B型肝炎

 

 

B型肝炎(−がたかんえん, 英Hepatitis B)とは、B型肝炎ウイルス (HBV) に感染することで発症するウイルス性肝炎の一つ。

 

(中略)

 

疫学

 

日本においてB型肝炎ウイルス保有者(キャリア)は、150万人程度といわれている。そのうち10%が肝炎発症となり、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌に進行する。しかし、5%は自然治癒する。したがって、キャリアのうち5%が慢性肝疾患になる。

 

近年、日本ではあまり見られなかったジェノタイプA(北米、欧州、中央アフリカに多く分布する)のB型肝炎ウイルス感染が広がりつつある。ジェノタイプAのB型肝炎ウイルスに感染した場合、その10%前後が持続感染状態(キャリア化)に陥る。本来、日本に多いジェノタイプCのB型肝炎ウイルスは、成人してからの感染では、キャリア化することはまれであったことから、ジェノタイプAのB型肝炎ウイルス感染の拡大には、警戒が必要である。

 

 

感染

 

B型肝炎ウイルスは血液を介して感染する。感染経路は主に以下がある。成人以降での水平感染 の多くは一過性であることが多い。

 

* 垂直感染:母子感染
* 水平感染:性行為感染・輸血・臓器移植・刺青・針刺し事故等

 

かつては輸血による感染が多かったが、現在では先進国では検査体制が確立したためほとんど見られない。現在は針刺し事故や覚醒剤注射の回し打ちなどが主であるが、臓器移植によるものも見られる。また、最近の刺青業者は衛生面に気を遣っているようだが、昔は針の使い回しが多く、刺青を入れた年代によっては感染の危険性が高い。

 

日本では、戦後から昭和63年頃まで行われた幼児期の集団予防接種における注射針の使い回しにより、B型肝炎ウイルスが蔓延した。

 

 

臨床像

 

初期感染

 

B型肝炎ウイルスに感染した場合、多くは無症状で経過するが、20〜30%が急性肝炎を発症し、1〜2%が劇症肝炎化する。D型肝炎の混合感染も生じる場合もある。成人の初感染の多くは、免疫応答でウイルスを排除して一過性感染であるが、近年成人感染のキャリア化が報告されている。

 

 

持続感染

 

母子感染の90%以上は、C型肝炎と同様、B型肝炎ウイルスに持続的感染を呈する場合が多い。1986年から母子間ブロックが行われるようになってからは感染はほとんど防げている。

 

* HBe抗原陽性無症候性キャリア

 

血液検査にて、HBe抗原陽性を示し、ALT高値を示さない状態。B型肝炎ウイルスが増殖しているが、肝障害は呈していない状態のこと。多くの場合、自然経過でHBe抗原陰性・HBe抗体陽性を生じ、HBe抗体陽性無症候性キャリアへ移行する(HBeセロコンバージョン:HBe seroconversionという)が、一部は慢性肝炎へと移行する。

 

* HBe抗体陽性無症候性キャリア

 

血液検査にて、HBe抗体陽性を示し、ALT高値を示さない状態。B型肝炎ウイルスが完全には排除しきれていないが、ウイルスの増殖は抑えられ、肝障害を呈さなくなった状態のこと。多くの場合は自然経過を経る。ほとんどは、再活性化や肝硬変へは移行しない。一部のみがウイルスの再増殖による再活性化する。また肝逸脱酵素の上昇を伴わずとも肝硬変に進展していることもまれにある。

 

* 慢性B型肝炎

 

B型肝炎ウイルスが増殖し、血液検査においてALT高値持続認め、肝障害を呈している状態。肝硬変への移行・肝細胞癌の発症を生じてくる。
稀に、HBs抗原陰性・HBs抗体陽性となる場合もあり(HBsセロコンバージョン:HBs seroconversionという)、予後良好である。

 

* de novo 急性B型肝炎

 

近年、さまざまな免疫抑制剤・抗癌剤・分子標的治療薬が開発され、それらの使用により沈静化していたB型肝炎か再燃するもの。劇症肝炎への移行率が高く、注意を要する。2001年リツキシマブとステロイドの併用により加療していた悪性リンパ腫患者が、B型肝炎を発症したことが報告されてからクローズアップされている。

 

 

肝硬変

 

詳細は「肝硬変」を参照

 

肝細胞癌

 

C型肝炎と異なり、B型肝炎では肝硬変を経ずに肝細胞癌の発症が見られる。無症候性キャリアであっても発症することもある。

 

詳細は「肝細胞癌」を参照

 

 

検査

 

問診

 

基本的に血液感染・性行為感染によって成立するため、輸血、注射、手術、針刺し事故、覚醒剤注射・異性関係などの感染の原因となりうることがあったかどうかを確認が大切である。

 

 

血液検査

 

* ウイルス検査

 

* HBs抗原:陽性であればHBV感染を示す。
* HBs抗体:中和抗体であり、陽性であれば既感染・治癒を示す。
* HBc抗体:陽性であればHBV感染を示す。多くの場合HBs抗原陽性であるが、HBs抗原陰性であってもHBc抗体陽性であればHBV感染の場合もある。

 

スクリーニング検査でHBs抗体陽転の際に測定する。HBV感染であればHBc抗体陽性となり、ワクチンによるものであればHBc抗体は陰性である。

 

* HBc-IgM抗体:初期感染急性期または慢性肝炎急性増悪期に上昇傾向を示す。
* HBe抗原:HBV量が多いことを示す。
* HBe抗体:HBV量が少ないことを示す。
* HBV-DNA:HBVのDNA量を直接測定したもの。現在はリアルタイムPCRが用いられる。

 

従前はbranched DNA probe, TMA, PCR が用いられていたが、感度の優れたリアルタイムPCRが現在は主である。

 

(中略)

 

画像検査

 

以下の画像検査によって、慢性肝炎〜肝硬変・肝細胞癌の発生を評価していく。

 

* 腹部超音波検査
* CT,特に造影CT
* MRI,特にEOB・MRIなど

 

 

病理組織検査

 

* 肝生検により肝臓の傷害について、リンパ球浸潤や線維化などの組織学的評価ができる。

 

HBs抗体陽性例やHBV-DNA量が測定感度以下であり、既感染と診断されていても肝臓の組織内にcccDNAという形態でHBVが残存していることがあり注意を要する。"occult HBV"と呼ばれる。
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(以上、ウィキペディアより引用致しました)

 

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