夫が風俗に行く理由【子どもがいない場合】
子どもがいない新婚のご夫婦、と聞くと、
沙々は、ラブラブで羨ましいなぁ~と思うことが多かったんです。
でも、新婚さんでもラブラブじゃないことがあるということを
沙々の掲示板で知りました。
ご投稿下さった方の中に、結婚後半年で夫の風俗が発覚、
日々の生活がままならず、苦しまれている方がいらっしゃいます。
子どもがいないので離婚は簡単、でも即離婚かといえば、
それは躊躇われる、そんな女性がいらっしゃいます。
そこで、子どもがいないにも関わらず、夫が風俗へ行ってしまう
理由をソレア心理カウンセリングセンター所長・高間さんに
お伺いしました。
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結婚しても風俗に行くのは夫婦生活というのは
危険だからです。
例えば、すごくSMチックなことやセックスでの体位を
妻にさせたいという願望があったとします。
それを妻の前で言うということは、とても危険なのです。
ひょっとすると軽蔑されて
自分を否定されてしまうかもしれない。
夫婦というのはセックスで
もっとも自由になれない存在なのです。
そこを乗り越えていくことが親密さを深めることに
なるのですが、普通はなかなかそこまで行かないんですね。
風俗だと何でもし放題です。
性的欲求を満たすことができます。
そのあたりのことが影響していると思います。
ただ気をつけなければいけないのは、
風俗というのは、夫婦のセックスの代理なのです。
本もののセックスではない。
代理のものは、すりかえ充足感に満ちています。
そして「すりかえ」ですので
本物の充足感を得ることができないため、
何度も何度も繰り返します。
本ものの夫婦のセックスを探そうとして何度も何度も
風俗へ通います。これは依存症の一つです。
夫婦のセックスで満足すれば、
風俗へ通うこともないのですが、夫婦のセックスには
上述した危険がつきまとっています。
そこを乗り越える強さがないために
すりかえのもので安住しようとしてしまうわけです。
(でもすりかえだから安住はしません。)
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つまり、その限りではないことは分かっているんですが
新婚のうちに夫が風俗に通うようになった場合、
頻繁に通ってしまう可能性が高い、ということですね。
おそらく、男性の本音としては、
風俗と家庭は別物、風俗では性欲を満たすだけ、
家庭には居場所と癒しを求める、双方を活用しながら
自分の環境を整えようとする、それが男性なのでしょう。
しかしながら、全ての女性が男性の思うように
家庭でおとなしく言いなりになっているかといえば、
それはありえない。
そういった女性を舐めきった考え方の根底には
今だ男尊女卑の精神が根強く流れている。
女性の皆さん、このことは知っておいて下さいね。
愛する夫が、風俗で風俗嬢と体の関係を持ったと知れば
妻が半狂乱になるのは当然です。
男性の皆さんにも、様々に言い訳したいことは
あるでしょう。
でも、風俗へ通うのなら結婚はしないで頂きたい。
そうしてくれないと女性が迷惑します。
そのことを、沙々は声を大にして
男性の皆さんに伝えたいと、いつも思っています。