風俗で感染する性感染症(性病)についての基礎知識
風俗へ行くと、感染する病気のことを性感染症(性病)といいます。
性感染症(性病)の中には、いろいろな種類の病気があって、
中には、風俗や不特定多数の相手と性交渉を行なったことだけが原因じゃないものもあるんですが、その多くは何らかの性的接触によってもたらされる病気です。
主なものをあげていきますと、10代から40代までに爆発的に増えているクラミジア感染症、
風俗で感染することが多くなっているといわれるエイズ(HIV感染症)、
他にも、淋菌感染症(淋病)、梅毒、毛じらみ、尖形コンジローム、性器ヘルペス、
肝炎、トリコモナス、軟性下疳、性器カンジダ症、などなどがあります。
性感染症(性病)は、STDとかSTIと省略されることがありますが
どちらも性行為感染症を示しています。
・STD→Sexually Transmitted Diseasesの頭文字
・STI→Sexually Transmitted Infectionsの頭文字
(STDのDはdisease:病気、STIのIはinfections:感染・感染症)
性感染症(以下、STD)は粘膜が接触することで感染し、発症するので、
当然、口を使ったオーラルセックスも、
肛門を使ったアナルセックスでも感染します。
だから、本番はしていないから、膣に挿入してないから感染するはずがない、なんていうのは間違っているわけです。
細かなことですが、性病と性感染症は少しだけニュアンスが違います。
1999年(平成11年)以前は、性病予防法という法律がありました。
そこで定められていた4つの病気が性病と言われていました。
(軟性下疳・淋病・梅毒・鼠径リンパ肉芽腫症の4つです)
でも、1999年に「感染症予防新法」が施行されたことにより
性病予防法は廃止、それとともに性病という呼び名も「性感染症(STD)」とされました。
なので、意味合いは性病も性感染症も性行為感染症もSTDもSTIも
ほぼ同じですが、こういった違いがあることだけ覚えておいて下さい。
ちなみに、性感染症がSTDと呼ばれるようになって、
性的交渉を行なうことによって感染した場合だけでなく、
輸血や母子間の垂直感染によって発症しても、STDと呼ばれます。
以上、風俗へ行くと感染する性感染症(性病)の基礎知識でした。
もしかして性病?心配なまま放っていませんか?
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