フィッツ・フュー・カーチス症候群をご存知ですか?
フィッツ・フュー・カーチス症候群、聞き慣れない言葉だと思いますが、何のことだかご存知ですか?
今、このフィッツ・フュー・カーチス症候群が増えており、
今後、さらに増え続ける可能性が非常に高いと言われています。
ここでは、フィッツ・フュー・カーチス症候群について少しお話させて頂きます。
お腹や胃が痛むことは、いろんな理由でよくあることです。
ですが、痛くて笑えない、痛くて夜も眠れない、痛いから前かがみにならざるを得ない、
痛くて深呼吸や咳払いが出来ない、そんな症状があったら
それは、もしかしたらフィッツ・フュー・カーチス症候群かもしれませんので、
急いで病院へ行くことをお勧めします。
10代から40代の女性が、腹痛で救急外来を受診する時は、このフィッツ・フュー・カーチス症候群が最多であるとされています。
これは、なにが原因なのかといいますと、淋病やクラミジアに感染したことが原因です。
つまり、性行為感染症(STDあるいはSTIと略して呼ばれます)である
淋菌感染症や、性器クラミジアの原因菌に性行為によって感染し、それが女性では無症状であるためにひどくなった状態、それがフィッツ・フュー・カーチス症候群なんです。
胃やお腹の症状だと思うから、内科や消化器科へ受診する女性も多いそうですが、
そういうところでは見逃される、つまり異常なしとされる、あるいはストレスと診断されることが多いのでフィッツ・フュー・カーチス症候群のようなものがあると知っておくことは非常に大切です。
もちろん、性行為感染症の延長ですから、専門は婦人科になります。
フィッツ・フュー・カーチス症候群になると、右わき腹の肋骨の下辺りをトンと叩いただけで、
身をよじるほど痛みが走ります。
この場合、淋菌やクラミジアの病原菌が、既に肝臓の周囲に達しており、肝周囲炎(肝臓の周りの炎症)を起こしているわけです。
そうなると、入院が必要になることもあり、治るまでに時間がかかります。
原因菌は、性器から子宮内、子宮の周囲にある卵巣などの骨盤内を通過して、腹腔内の肝臓に達しているので、骨盤内にある内臓などにも炎症が起こっている可能性があります。
知らぬ間に性病を移された女性は、フィッツ・フュー・カーチス症候群に苦しむことになる可能性が高いです。
こういったことがあると頭に入れておいて下さい。
気になることがあったら、早め早めに婦人科での検査を行なうようにしましょう。
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