離婚も選択肢という考え方~夫婦は一生続くものではない!~
離婚について、沙々が常日頃から思っていること。
それは、これだけ離婚が頻繁になった今でも、
離婚は悪とされてしまうことがある、ということ。
これには、ちょっと驚きです。
それは、直接的ではなくても、
例えば、離婚があった家庭の子どもは不幸だとか、
可哀想だとかそういうことを言われる方が
想像以上に多いことに、本当に驚かされます。
確かに、そういったご意見は1つの考え方として受け入れます。
しかしながら、そこに偏見を感じるというのも事実です。
そんな中にあって、高間さんに頂いたご意見が
沙々の中ではしっくりと来ています。
ご紹介しますね。
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(沙々の離婚は)風俗夫という存在ゆえの離婚かもしれませんが、
ひょっとすると、そういうことでなく、お互いの向く方向が
違っていることに気がついたということもあるかもしれません。
結婚生活というのは一生続くものではなく、
夫婦というのは他人なのだから当然方向が異なってくることだって
自然にあります。
それで別れることは自然です。
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このご意見は本当に人として自然で、縛りがなく、
自分の責任を取ることができれば、自由であり、
人生いつからでもやり直せる、そんな勇気が出てくるお言葉で、
非常に沙々自身、ありがたかったです。
沙々は、掲示板でこれまで「離婚しなさい」と
断言することを避けてきました。
はっきりとは言えなかったんです。
ご相談者の背景がはっきり見えてこないのに、本当に離婚が
この女性にとって最善なのか?ということを考えると、言えずに
いました。
でも、高間さんの『離婚も人生の選択肢の1つであり悪ではない』
という考え方を得たことで、掲示板にご投稿下さる女性の皆さんに、
もっとご自身のお気持ちを、そしてご自身の体を、ご自身の時間を、
そしてご自身の人生を大事にするように、しっかりとお伝えしようと
決めました。
「この女性の人生を決めるような大事なことを明記してもいいのか?」
という気持ちが強くて、これまでは、そこはご自身で・・・と、
はぐらかして来ました。
でも、女性はもっと自分の人生を、自分自身で組み立てられるように
なった方が絶対に良い、そう思えるようになりました。
離婚することは、決して悪ではありません。
人生の1つの選択肢。
なんでもかんでも離婚するようにオススメすることはしませんが
耐え難い生活に、心が誰にも届かない叫びをあげているのなら
離婚という選択肢は、効力を発揮すると、沙々は信じています。