淋病(リン病)の症状と感染経路について
性感染症(性病)として昔からよく知られる淋病(りん病)。
今も、患者数は増え続けていることをご存知ですか?
女性は、性感染症の症状が出にくいのですが、
かかってしまうと、その影響に人生を左右されてしまうほどの
可能性があるのも女性です。
男性は、薬でほどなく治る・・・・不公平ですね。
自分の身は、自分自身でしっかり管理しましょうね。
今回は、リン病(淋病)の症状と感染経路について、
wiki(ウィキペディア)から引用して参りました。
貴女の知識となってくれますので、1度は読んでみて下さいね。
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淋病
淋病(りんびょう)は、淋菌 (Neisseria gonorrhoeae) の感染により起こる感染症である。STD、性病に認定されている。感染率は約30%である。1984年をピークに減少したが、1990年代半ばから増加しつつある。性器クラミジア感染症と同時感染(淋病患者中20%~30%)している場合も多い。
淋は「淋しい」という意味ではなく、雨の林の中で木々の葉からポタポタと雨がしたたり落ちるイメージを表現したものである。淋菌性尿道炎は尿道の強い炎症のために、尿道内腔が狭くなり痛みと同時に尿の勢いが低下する。その時の排尿がポタポタとしか出ないので、この表現が病名として使用されたものと思われる。
古代の人は淋菌性尿道炎の尿道から流れ出る膿を見て、陰茎の勃起なくして精液が漏れ出す病気(精液漏)として淋病をとらえ、gono=「精液」 、rhei=「流れる 」の意味の合成語gonorrhoeaeと命名した。
* 感染症法における取り扱い(2003年10月の感染症法改正に伴い更新)
淋菌感染症は5類感染症定点把握疾患に定められており、全国約900カ所の性感染症定点より毎月報告がなされている。
感染経路
性行為・オーラルセックスにより感染する。出産時に母子感染を起こす。性交や性交類似行為で感染する。タオルからの感染も報告されている。淋菌は弱い菌で、患者の粘膜から離れると数時間で感染性を失う。
臨床所見
症状
感染後数時間から数日で発症する。咽頭の場合は咽頭炎、性器の場合は、淋菌性尿道炎(男性のみ)、子宮頚管炎(女性のみ)を起こす。感染部位は、咽頭・性器などの粘膜のほか、尿道、子宮頸部、直腸などの内膜や、眼の結膜を侵す。咽頭の感染では、あまり症状は見られない。
* 男性の場合は多くは排尿時や勃起時などに激しい痛みを伴う。しかし、場合によっては無症状に経過することも報告されている。
* 女性の場合は数週間から数カ月も自覚症状がないことが多い。症状があっても特徴的な症状ではなく、単なる膀胱炎や膣炎と診断されることがある。放置すると菌が骨盤内の膜、卵巣、卵管に進み、内臓の炎症、不妊症、子宮外妊娠に発展する場合もある。咽頭や直腸の感染では症状が自覚されないことが多く、これらの部位も感染源となる。
* 新生児は出産時に母体から感染する。両眼が侵されることが多く、早く治療しないと失明するおそれがある。病原体は血流に乗って身体の各所に広がることもり、関節、肝臓のを覆う膜、心臓の内部が感染する(心内膜炎)場合も有る。
* 淋菌感染症は何度も再感染することがある。
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(以上、ウィキペディアより引用致しました)