う ★さんへ~頂いたメッセージにお返事します~
沙々@管理人です。
今回は、う ★さんのご質問についてお答えします。
「子宮頸癌も性感染症の一つとされてますが、風俗、例えばセクキャバでうつることも可能性はありますか?」
お答えします。
「セクキャバで子宮頸癌に感染することは、まずありません」
そもそも、セクキャバのサービスですが、粘膜が触れ合うことがほとんどないんですね。
セクキャバについては、以下のページに書いてますので参考までに。
http://www.pitipitibody.com/012/post_124.html
セクキャバ自体が、もう法律スレスレのところで営業しているのは、よく知られていることです。
だから、粘膜が触れ合うようなことをしてしまうと即刻営業停止になりかねないんですね。
中には、下着の上からだったら上半身も下半身もお触りはOKのお店もありますし、上半身なら直に触らせるようなお店もあるんですが、それだけでは子宮頸癌に感染する危険性はまずありません。
子宮頸癌の原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに感染することだということが分かっていますが、このウイルスに感染して子宮頸癌になるとしたら、セックスのように直接粘膜が触れ合わないと感染しないのです。
射精に至らなくても、少なくとも一定時間の挿入が必要になります。
ですので、セクキャバで子宮頸癌がうつる確率は、ほぼ0%です。
ただ・・・・・
セクキャバに行って、じゃ~触るだけ触ったから家に帰ろう!という男性はなかなかいません。
家に帰って、例えば奥さんがすぐにセックスに応じてくれるようなら帰るでしょう。
奥さんとしかセックスはしないという男性も帰るはずです。
しかしながら、そうじゃない場合には、セクキャバから粘膜が触れ合うような風俗に足を運ぶことになります。
そういう男性が多いです。
結局、触らせるだけ触らせて、じらしてじらして終わり、という状態で退店するわけですからね。
セクキャバの近くにある風俗店へ行ってもおかしくはないわけです。
そこで、ヒトパピローマウイルスを持っている嬢にサービスを受けたとしたら、感染する確率はぐっとあがります。
これが、子宮頸癌も性感染症の一種であると言われる所以です。
でも、感染=子宮頸癌ではありません。
理由は、このウイルスに感染してもほとんどは私たちの体の免疫の働きによって、排除されてしまうからです。
でも、稀にウイルスが残ってしまうことがあります。
残ってしまうと、最初は子宮頸部の一部が異形性という状態になります。
正常な状態ではないものの、癌には遠い状態です。
この異形性にも軽度異形成、中度異形性、高度異形性と段階があって、なかなか癌にはなりません。
異形性の状態が、軽度から中度になったとしても、しばらく立てばまた軽度に戻ることもあって、軽度異形成の場合は正常な状態に戻ることも多いです。
感染して子宮頸部にウイルスがが残っても、癌化するまでには10年以上の年月がかかりますので、現在のパートナーが風俗でウイルスをもらってきたのが原因で子宮頸癌と診断された、というのはちょっと違うかな、という気はします。
ちなみに、沙々はこの異形性の状態です。
原因は、元夫からうつされたクラミジアです。
婦人科のドクターにそう言われたので間違いありません。
だから、自分のため、子どものため、毎年の子宮がん検診は欠かせません。
今だに、元夫のことが許せない理由の1つはこれです。
ろくでもない男のために、こんな思いをするとは思ってもみませんでした。
まったくひどい話です。。。。。
また何かありましたら、いつでもメッセージしてください。
お待ちしています。
沙々@管理人でした。